自閉スペクトラム症(ASD)の症状と治療

症状

コミュニケーションの困難さ

*非言語的な部分
  ・視線(アイコンタクト)が合わない、あるいは不自然
  ・表情やジェスチャーを読み取り・使用が難しい
  ・相手の表情や声音から感情を読み取ることが難しい

*対人関係の部分
  ・興味や関心を共有することが少ない(指差しが苦手、など)
  ・一人遊びが好きで集団行動が苦手
  ・年齢相応の友人関係を築くことが難しい
  ・相手の気持ちや意図を想像することが苦手
  ・場の空気を読む、暗黙の了解を理解することが難しい
  ・一方的に話しかける、会話のキャッチボールが苦手

*社会的・感情的な部分
  ・感情を表現したり、他者の感情に共感することが苦手
  ・ごっこ遊びや模様遊びが少ない、苦手
  ・助けを求めたり、甘えたりすることが苦手

 

反復的な行動、興味、活動

*常同的または反復的な動作、話し方
  ・手をひらひらさせる、くるくる回るなど特定の動きを繰り返す
  ・物を一列に並べる、特定の順序でしか扱わない
  ・エコラリア、他者の言葉を繰り返す、独特なイントネーション

*ルーティンへの固執、変化への強い抵抗
  ・毎日の行動パターンが少しでも変わることが難しい(パニックを起こす)
  ・特定のルールや手順に異常に固執する
  ・新しい環境や予期せぬ変化に強い不安や抵抗を示す

*限定・固定された興味
  ・特定のテーマに以上に強い興味を持ち、それ以外のことに関心を示さない
  ・興味の対象が非常に狭く、そのことばかり話したがる
  ・専門家レベルを知識を持つことがある

*感覚過敏・鈍感
  ・特定の音、光、におい、肌触りに過度に敏感
  ・痛みや気温に鈍感
  ・体を揺らす、回転などの感覚刺激を求める

 

治療

*生まれつきの特性であるため「根本的治療」は存在しない
  →困難さを軽減し、社会適応能力を高めるための支援・介入を行う

*療育・教育的支援や家族の支援など

*薬物治療で使われる薬
  ・抗精神病薬
  ・抗うつ薬
  ・抗不安薬
  ・睡眠導入剤
  ・ADHD治療薬

タイトルとURLをコピーしました