概要
*飲酒のコントロールが困難になり、飲酒量や飲酒場面を自分で制限できなくなる精神疾患
*早期離脱症状(通常、断酒後6~24時間後)
→手の震え(振戦)、発汗、吐き気、嘔吐、動悸、高血圧、不眠、不安、イライラなど
*後期離脱症状(通常、断酒後24~72時間後)
・アルコール幻覚症:幻視(虫や小動物がみえる)、幻聴(罵声や命令が聞こえる)
・振戦せん妄:意識障害、興奮、錯乱、幻覚、自律神経症状(発汗、頻脈、高血圧、発熱)
・てんかん様発作(振戦せん妄前兆痙攣)
*脂肪肝やアルコール性肝炎、胃潰瘍などの身体症状も多岐にわたる
治療薬
*抗酒薬
飲酒によって得られる快感を取り除き、学習された飲酒習慣を断ち切る薬のイメージ
アルデヒド脱水素控訴をおs害する作用があるため、抗酒薬を服用中に飲酒した場合
血中アセトアルデヒド濃度が上昇し、嘔気・嘔吐・頭痛・動悸・呼吸困難などの
不快症状を引き起こす
*抗渇望薬
飲酒欲求を抑制する薬
GABA、内因性オピオイド、グルタミン酸などが関与する
神経回路に作用して飲酒欲求を抑える効果を持つ
その他、症状に合わせて使用することがある薬
*ベンゾジアゼピン系
→ジアゼパム、ロラゼパムなど
症状緩和と痙攣予防に使用することがある
*抗精神病薬
→幻覚や興奮が強い場合に使用することがある
