メチルフェニデート(コンサータ)

特徴

*ドパミン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬
  →ドパミン・ノルアドレナリンの作用を高める

1日1回の服用で12時間作用が継続する
  →就寝時間等を考慮し、午後の服用は避けること

*効果は即効性あり
  →不注意や頭の中の雑音、もやもやに強い効果を発揮し、覚醒作用を強める働きがある

*コンサータの覚醒作用を緩和しつつ効果の増強を促すために
 グアンファシン(インチュニブ)と併用することもある

*6歳未満の幼児における有効性及び安全性は確立していない

 

基本的な用法

*適応:注意欠如/多動性障害(AD/HD)

*初回用量:18mg/日
 維持用量:18~45mg/日
 用法:1日1回朝
 最大投与量:18歳未満:54mg/日
       18歳以上:72mg/日

*増量が必要な場合は1週間以上の間隔をあけて1日用量9mg又は18mgの増量を行う

 

動態的特徴

*約5~8時間で最高血中濃度に達する

*半減期は約4時間

*食事による影響は認められない

 

製剤の特徴

*浸透圧を利用した放出制御システム(OROS)を応用したフィルムコート錠(徐放錠
  →噛んだり、割ったり、砕いたり、溶解したりせず、必ず飲み物と一緒に
   そのまま服用するように指導すること

一包化調剤は避けること

外皮は内部の不溶性の成分と一緒に糞便中に排泄される

*投薬期間は1回30日間分を限度とする

 

副作用の特徴

*不眠症(18.2%)
  →必ず朝に服用するようにする

*小児に長期投与した場合に体重増加の抑制・成長遅延が報告されている

*視覚障害の症状(調節障害、霧視)、めまい、眠気

食欲減退(40.8%)、動悸(12.1%)、悪心(11.7%)、体重減少(16.4%)

 

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