クアゼパム(ドラール)

特徴

*筋弛緩作用はほとんど発現することなく催眠作用をもたらす

*内服後に代謝過程で抗不安作用を強く示していく
 →不眠と不安症状が強くあらわれている患者に対して使いやすい薬

催眠作用自体は8~12時間程度、抗不安作用は日中を通して持続する

*離脱症状を起こしにくい

*抗コリン作用があるため、急性閉塞隅角緑内障、重症筋無力症の患者には禁忌

睡眠時無呼吸症候群の患者にも禁忌

 

基本的な用量

*適応:不眠症、麻酔前投薬

*適宜増減コメントあり

不眠症には、就寝の直前に服用させること

 

動態的特徴

*約3~4時間で最高血中濃度に達する

*半減期は約26時間

*代謝:CYP2C9、3A4

 

製剤の特徴

食後の服用を避けること食物が併用禁忌になっている)
 →脂溶性が高く、食後に内服するとすぐに吸収されて、空腹時で内服した時と比べて
  血中濃度が2~3倍に上昇してしまうため

*湿気を避けて遮光して保存すること

*投薬量が1回30日分を限度とされている

 

副作用の特徴

*持ち越し効果

*高齢者では運動失調などの副作用が発現しやすい

*眠気・傾眠が出やすい

 

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