ニトラゼパム(ベンザリン)

特徴

*抗けいれん作用を有する
  →抗てんかん薬としての適応も持つ
  →例外的に長期処方(90日以内)が可能

*即効性も期待できるが、服用を続けていくうちに薬が体内に蓄積していき、
 寝付きやすい土台を作るといったようなイメージの薬

*抗コリン作用があるため、急性閉塞隅角緑内障、重症筋無力症の患者には禁忌

 

基本的な用量

*適応:不眠症、麻酔前投薬
    異型小発作群(点頭てんかん、ミオクロヌス発作、失立発作など)
    焦点性発作(焦点性痙攣発作、精神運動発作、自律神経発作など)

*適宜増減コメントあり

不眠症には、就寝の直前に服用させること

 

動態的特徴

*約2時間で最高血中濃度に達する

*半減期は約27時間

 

製剤の特徴

*湿気を避けて遮光して保存すること

*投薬量は1回90日分を限度とされている

 

副作用の特徴

*持ち越し効果

*筋弛緩作用が比較的強い
 →転倒にも注意が必要

*眠気・残眠感、頭痛、頭重感、めまい、不安、見当識障害、興奮、不機嫌、不快感、多幸感など

*軽度の血圧低下、口渇、悪心・嘔吐、下痢、夜尿・頻尿、発熱など

抗てんかん薬として大発作てんかんを伴う患者に用いた場合、大発作の回数増加

 

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