特徴
*抗けいれん作用を有する
→抗てんかん薬としての適応も持つ
→例外的に長期処方(90日以内)が可能
*即効性も期待できるが、服用を続けていくうちに薬が体内に蓄積していき、
寝付きやすい土台を作るといったようなイメージの薬
*抗コリン作用があるため、急性閉塞隅角緑内障、重症筋無力症の患者には禁忌
基本的な用量
*適応:不眠症、麻酔前投薬
異型小発作群(点頭てんかん、ミオクロヌス発作、失立発作など)
焦点性発作(焦点性痙攣発作、精神運動発作、自律神経発作など)
| 不眠症 | 麻酔前投薬 | 異型小発作群、焦点性発作 | |
| 用量 | 5~10mg/回 | 5~10mg/回 | 5~15mg/日 |
| 用法 | 就寝前 | 就寝前又は手術前 | 適宜分割投与 |
*適宜増減コメントあり
*不眠症には、就寝の直前に服用させること
動態的特徴
*約2時間で最高血中濃度に達する
*半減期は約27時間
製剤の特徴
*湿気を避けて遮光して保存すること
*投薬量は1回90日分を限度とされている
副作用の特徴
*持ち越し効果
*筋弛緩作用が比較的強い
→転倒にも注意が必要
*眠気・残眠感、頭痛、頭重感、めまい、不安、見当識障害、興奮、不機嫌、不快感、多幸感など
*軽度の血圧低下、口渇、悪心・嘔吐、下痢、夜尿・頻尿、発熱など
*抗てんかん薬として大発作てんかんを伴う患者に用いた場合、大発作の回数増加
