α1受容体遮断薬

病気と治療薬

特徴

*脂質代謝や糖代謝に好影響を与える
  →総コレステロール、TGを下げ、HDL-コレステロールを上昇させて
   血清脂質プロフィールを改善させる効果がある

*前立腺肥大症の治療が必要な患者に用いやすい
  →エビデンスからその有用性が認められないことなどの理由から第一選択薬からは外れている

*α受容体は前立腺や尿道にも存在するため、まれに頻尿や尿失禁などの症状が出ることあり
  →前立腺肥大や排尿障害の治療に用いられることもあり

初回投与時には強い血圧低下反応(初回投与効果)がみられる
  →たちくらみ、血圧低下など

*動静脈系に作用するため、うっ血性心不全を伴う患者に適応となる

*血管硬化型の人で、早朝・昼間に血圧が上がりやすい人に向いている

*初回は少量より開始する

相互作用

*症候性低血圧
  ホスホジエステラーゼ5(PDE-5)阻害作用を持つ薬剤
   →バルデナフィル、タダラフィル、シルデナフィル

副作用の特徴

*重大な副作用
  失神・意識喪失(起立性低血圧によるものなど)、不整脈、脳血管障害、狭心症、心筋梗塞など

*たちくらみ、めまい、ふらつき
  →投与初期に起こるため注意が必要

*起立性低血圧症、脱力感、頻脈、頭痛、動悸、頻尿、尿失禁

代表的な薬物名

*ドキサゾシン(カルデナリン)
  →褐色細胞腫の手術前の血圧コントロールにも用いる
   半減期は長く、初期投与は1日1回朝食後
    ※早朝高血圧症の患者には就寝前に投与することもある

*ウラピジル(エブランチル)

*テラゾシン(ハイトラシン)

*ブナゾシン(デタントール)

*プラゾシン(ミニプレス)

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