アリピプラゾール(エビリファイ)

薬ごとの特徴

特徴

*先発とGEメーカーごとにも適応が異なる薬!!

*ドパミンの調整機能を持つ
 →他の薬より作用は弱いイメージ

*抗精神病薬の中では副作用が少ない
 月経異常や不妊の原因となる高プロラクチン血症も少ないため、適齢期の女性にも使いやすい

鎮静作用がないため、高齢者に対しても有効

*投与初期のドパミン刺激症状(胃腸症状、不眠、焦燥)とアカシジアは出現しやすいので注意

*太りにくいため肥満傾向や糖尿病患者には最初から処方されることもある

*陰性症状(意欲低下、抑うつ)に効果を感じやすい

*抗うつ薬の増強療法(3mg前後)として使用される

*高プロラクチン血症の治療薬として使用される
 →少量投与でプロラクチン値を正常化させるため

D2受容体への結合力が非常に強いため、他の抗精神病薬を押しのけて作用する

*D3受容体への作用から、病的賭博や性的亢進といった衝動制御障害を引き起こすことがある

 

基本的な用法

*エビリファイの錠剤、OD錠、内用液の適応は
 ①統合失調症
 ②双極性障害における躁症状の改善
 ③うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)
 ④小児期の自閉症スペクトラム症に伴う易刺激性(6歳以上18歳未満)

 ほとんどのGE:①②のみ適応
 ※タカタ、オーハラ:①のみの適応
 ※サワイ:1mg錠、3mg錠、6mg錠、12mg錠、内用液は①~④の適応
      24mg錠は①②のみの適応

 

①統合失調症②双極性障害における
躁症状の改善
開始量6~12mg/日24mg/日
維持量6~24mg/日12~24mg/日
用法1日1~2回1日1回
最高投与量30mg/日30mg/日

 

③うつ病・うつ状態④小児期の
自閉症スペクトラム症
開始量3mg1mg/日
維持量記載なし1~15mg/日
最高投与量15mg/日15mg/日
用法1日1回1日1回

*すべて適宜増減コメントあり

定常状態に達するまでに約 2 週間を要するため、2週間以内に増量しないことが望ましい

*③④は、増量幅は1日量として最大3mgとする

 

動態的特徴

*食事の影響をうけない

*主にCYP3A4、CYP2D6で代謝される

製剤の特徴

*内用液
 直接服用するか、白湯やジュースでコップ一杯(約150mL)に薄めて速やかに服用する
 ※煮沸前の水道水、硬度の高いミネラルウォーター、お茶(紅茶、ウーロン茶、緑茶など)や
  お味噌汁に混ぜることは禁忌
   →塩素の影響で含有量が低下するため

副作用の特徴

*抗精神病薬の中では副作用が少ない

*ドパミン刺激症状(胃腸症状、不眠、焦燥)とアカシジアは出現しやすい

*体重増加は起こりにくい

 

 

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